ウインターカップ県予選特集 バスケットボール男子(3) 強化してきたオフェンスで復権目指す大分舞鶴 【大分県】

2022/10/11
  • 冬の全国大会

戦力分析

 

オフェンス力…8点

ディフェンス力…8点

リバウンド力…7点

シュート力…8点

3点シュート力…9点

高さ…7点

(10点満点)

 

 「44回目のインターハイ」を目標に掲げて挑んだ県高校総体では、「思うように練習が進められず、チームを完成できずに本番を迎えてしまった」と池田剛監督は振り返る。未完成だったチームは急ピッチで調整を進めながら、全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選に向けて闘志を燃やしている。

 

 主力には180cm以上の選手が多いが、ベスト4以上の戦いになると留学生が相手になる可能性が高いため、リバウンド力と高さは少し低めの評価となった。「高さが理由の失点は、ある程度仕方ない部分もある。やられた分だけ、自分たちが得点を重ねればいい」と池田監督。強化してきたオフェンスの能力をどこまで伸ばせるか。インサイドでのプレーが封じられたとしても、3点シュートの精度にますます磨きがかかる清末を中心に、どこからでも得点を狙えるシュート力を身につけている。

 

 キャプテンとしての統率力が一段と上がっているという清末をはじめ、「3年生は夏から比べてもさらに成長している」と期待を寄せる池田監督。引退した3年生たちが果たせなかった思いとともに、全国を目指して戦う。

 

点の取り合いで勝機を見いだす

 

 

(黒木ゆか)

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