ウインターカップ県予選特集 バスケットボール女子(1) 新たな守備スタイルを確立して連覇を目指す大分

2022/09/30
  • 冬の全国大会

戦力分析

 

オフェンス力…9点

ディフェンス力…7点

リバウンド力…7点

シュート力…10点

3点シュート力…6点

高さ…6点

(10点満点)

 

 攻撃は梶西から始まり、呼応するように周りの選手が動き、パスを合わせる。1対1の技術が高く、どのポジションからも得点ができる。ポイントゲッターの緒方梨乃(2年)は全国高校総体で20点以上をマークし、多彩な形から得点できることを証明した。チーム全体の3点シュートの成功率が高くはないが、長尾夢良(3年)らシューターが勢いに乗れば、得点力はさらに増すだろう。

 

 課題の守備は圧力をかけ続け、そこから速攻を絡めることができるようになった。背の高い選手が少ないため、ゴール下を重点に守るゾーンディフェンスの形は5パターンを使い分ける。「本音は走り勝ちたいが、しっかり試合を作って、確実に勝利を手にすることが重要」と楠本監督。2度目のウインターカップ出場に向けて、県予選では新たな守備スタイルに挑戦しながら勝利を目指す。

 

個々のシュート技術は高い

 

 

(柚野真也)

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