全国高校サッカー選手権県予選前企画(6) 中津東 連覇を狙い、一戦必勝で挑む

2022/09/21
  • 冬の全国大会

 3年生にとって最後の大会となる「第101回全国高校サッカー選手権(全国選手権)」の県予選トーナメントが、来月8日に開幕する。今年の県内の高校サッカーシーンの総決算となる大一番は見逃せない。ここではシード4校とともに、前大会覇者や注目校を紹介する。

 

中津東のサッカースタイル

 

守備重視 ○○●○○ 攻撃重視

サイド攻撃 ○●○○○ 中央突破

リトリート ○○○●○ プレッシング

カウンター ○○●○○ ポゼッション

※リトリート・・・相手にボールを奪われたらすぐに自陣に戻り、守備ブロックを形成して守る戦術

 

 前大会覇者の中津東はノーシードから連覇を目指す。全国選手権の初戦敗退後に新チームがスタートし、県高校新人大会、県高校総体では思うような結果を残せなかった。首藤啓文監督は、「けがやコロナ禍で選手がそろわず、上積みができなかった」と敗因を挙げたが、今大会に向けて「(全国選手権の会場となった)国立競技場でプレーした貴重な経験がある。連覇を目指せるのは我々だけ。言い訳をせず、やり切ることが大事」と話す。

 

 今年のチームは飛び抜けた選手はいないが、「一人一人が責任感を持って、走り抜くことができる」とキャプテンの岡本陸(3年)。全員サッカーをテーマに掲げ、チーム一丸となって勝利を目指す。攻守のバランスが良く、パスをつなぎ、ボランチの南周哉(同)を経由してサイドで打開できる川口航平(同)や高松大翔(同)がチャンスをつくる。

 

試合を組み立てる南周哉

 

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