全国高校サッカー選手権県予選前企画(3) 鶴崎工業 攻守のバランス良く、チーム力高まる

2022/09/15
  • 冬の全国大会

 夏休みは攻撃を重点的に取り組んだ。中津留正三監督は「やることを明確にして、一つ一つ丁寧にプレーをしよう」と呼び掛け、数少ないチャンスを決め切る決定力にこだわった。起点となる萱島飛瑠(3年)が前線でボールをキープして時間をつくり、緩急の付いた攻撃を使い分けることができるようになった。

 

 一夏を越えて、攻守のバランスは良くなった。試合までの残り時間はコミュニケーションを図り、一体感を生み出す作業となる。中津留監督は「決勝まで進みながら勝ち切れなかった悔しさをバネにしてきた。全員が粘り強く、力を出し切れるチームになった」と成長を感じている。高い組織力とハードワークがチームに浸透し、攻守の切り替えも早い。比較的組み合わせに恵まれており、準々決勝からが山場となりそうだ。

県高校総体では準優勝となった

 

 

(七蔵司) 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ