大分西高校 宮崎優成 三度目の正直 最後にして最大のチャンス
2017/10/19
- 冬の全国大会
Q:県高校新人戦、県高校総体は準決勝敗退。どちらも主導権を握りながら勝てなかった印象があります。
A:いい試合をして勝てない。それがこれまでの2つの大会でした。守備の問題もありますが、攻撃面で決めるべきところで決められなかったのが敗因。それができていれば優勝、もしくは準優勝で九州大会は出られていたと思います。
Q:今大会は2年連続で決勝の舞台に立っていますが、今年は宮崎選手にとって最後のチャンス。強い思いがあるのでは?
A:一昨年は1年生だったので高校サッカーにとっての選手権の重さを理解できていなかった。昨年は大舞台で負けることの悔しさを知った。3年生になり、ひとつずつ大会が終わり、これが最後。選手権に懸ける思いは当然だけど今年が一番強い。同じ相手に2度も負けている。3度目の正直ではないですけど、今年こそは絶対に決勝で大分高校を倒したい。相手との力関係を考えても今年が一番のチャンスと思っています。
Q:最大のライバルとなる大分高校の印象は?
A:(10月1日の)OFAリーグでは2−0で負けました。大分高校の強さを感じたけど、自分たちは技術では劣っていない。負けたのは球際の強さや強い気持ちを試合で出せなかったから。ただ、気持ちの部分はすぐに変えることができる。自分たちの雰囲気が良ければ、相手の元気の良さにのみ込まれず、自分たちのプレーができます。対戦するまでにチームを盛り上げ、いい方向にもっていけるように練習から声を出していきたいです。
最後の大会となる選手権に懸ける思いは強い
(柚野真也)