ラストバトル〜3年生、最後の戦い〜 サッカー男子 全国への道を示した中津東の3年生、この経験がいつか財産となる

2022/01/09
  • 冬の全国大会

第100回全国高校サッカー選手権大会

12月28日 国立競技場

1回戦

中津東0(0−3、0−3)6関東第一(東京B)

 

 新国立競技場での開幕戦。全国高校サッカー選手権大会に7年ぶりに出場した中津東は、大観衆を前に緊張することはなかった。「ピッチに入った瞬間は広く感じたが、落ち着いてプレーはできた。ただ、相手が上手だった。パスの質の差を感じた」とキャプテンの村本輝(3年)。東京代表の関東第一との試合は、序盤から相手のパスワークに翻弄(ほんろう)され、後手に回った。県予選では自分たちに流れが来るまで耐え忍んだ守備だったが、全国舞台では思うような試合運びができなかった。

 

 首藤啓文監督は「あと一歩寄せ切れなかった。そこで失点を重ねてしまった」と振り返る。前半13分にCKの流れから先制点を許し、その後も劣勢が続き、前半に3点のリードを奪われる。「最後のところでシュートコースを限定することができなかった」と村本。スペースを埋め、人数で上回りながらも、体の寄せが甘く、後半も失点を重ね6失点で試合を終えた。首藤監督は「全国への道を示してくれた。結果は残念だったが最後まで諦めずにプレーした。学校生活の締めくくりになった。成長したと思う」と選手にねぎらいの言葉をかけた。

 

開幕戦には多くの応援者が集まった

 

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