全国大会冬の陣⑤ ラグビー 大分東明 スピードを生かした展開ラグビーでベスト8を狙う

2020/12/12
  • 冬の全国大会

ベスト8達成のための3カ条

 

・自分たちのスタイルを貫く

・低いタックルとプレースピード

・強豪校に負けないメンタルを持つ

 

 昨年に続き全国高校ラグビー大会に出場する大分東明。県予選を終えてからは、もう一度基本を作り直して本番で飛躍できるようにと練習に取り組んでいる。今年はコロナ禍で練習量が少なかったが、白田誠明監督は「メニューを課さなくても選手が自ら動いてくれていた。追う立場から追われる立場となって無意識のプレッシャーがあった状況で、県予選を勝ったのは昨年との大きな違い」とチームの成長を感じている。

 

 今年もテンポが速く、FWとBKが一体となった展開ラグビーで全国に挑む。キャプテンの宮川博登(3年)は、「いいモチベーションで花園に向けて練習ができている。全体的に体は小さいが個々のパススキルは高い。全国ではフィジカルで圧倒されると思うが、それを言い訳にはできない。低いタックルとプレースピードにこだわって自分たちのラグビーをしたい」と、やるべきことが明確だ。スクラムハームの宮川には、速い球出しと持ち出しでスペースを作り、トライを導き出すプレーが求められる。「トライを量産できるようにチームに勢いをつけるプレーをしたい」と話す。

全国大会で飛躍するために基本を徹底する

 

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