ウインターカップ バスケ男子県予選 強い気持ちと巧みな守備で柳ケ浦が3年ぶりの優勝

2020/10/28
  • 冬の全国大会

全国高校バスケットボール選手権大会(2次予選)

決勝   柳ケ浦87 - 62大分舞鶴

準決勝  柳ケ浦67 - 62別府溝部学園

準々決勝 柳ケ浦111 - 80中津北

  

 別府溝部学園の3連覇を阻止し、優勝したのは柳ケ浦だった。俊敏で得点力のあるポイントガードに、身長200㌢を超える留学生センターを軸に、スピードと高さを武器とする別府溝部学園とチーム構成が似通う柳ケ浦。それでも前者は2年連続全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に出場し、昨年は全国高校総体にも出場した。3年前のウインターカップ出場を最後に全国の舞台から遠ざかる柳ケ浦としては、苦汁を飲まされた3年間だったに違いない。柳ケ浦の中村誠監督の「王者・溝部学園と言われるのが悔しかった」との言葉は本音だ。

 

 柳ケ浦が別府溝部学園と対戦したのは準決勝だった。柳ケ浦は相手のエースポイントガード島袋琉希(3年)に守備のスペシャリスト木原光晴(2年)を、2人の留学生に対してはモンゴルから語学留学するドゥルグーン(2年)をマークにつけた。この采配がピタリとハマる。木原は全ての攻撃の起点となる島袋に対し得点だけでなく、アシストも阻止して、別府溝部学園の攻撃のテンポを狂わせた。ドゥルグーンは身体能力の高い留学生に対し、幅とパワーで対抗する。

 

3年ぶり3度目の優勝となった柳ケ浦

 

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