バスケ女子 ウインターカップ県予選1次ラウンド突破の注目校 全員バスケで勝ち上がった大分舞鶴

2020/08/31
  • 冬の全国大会

 オフェンスでは得点にこそ結びつかなかったが、1対1の勝負を仕掛ける場面も多く見られたことが収穫だった。シュート力が身につけば、得点増につながるはずだ。山本監督は「最終的にはオフェンス、ディフェンスともに1対1で勝負できるチームにしたい」と思い描く。

 

 川崎は「相手は3年生が残っているチームだったけど、絶対に勝つという意気込みで試合にのぞんだ」と、キャプテンとしてチームを鼓舞しながら自身も力強いプレーで勝利に貢献。試合を振り返り、後半にシュート成功率が落ちたこと、勢いづいた相手にディフェンスが弱気になってしまったことを反省材料としたが、「今年のチームは全員で攻めることを共通認識にしている。ベンチからの声も含めて、全員で戦えるチームにしたい」と話す。10月の2次予選初戦は藤蔭との対戦になるが、「強いことはわかっているけど、自分たちがどこまでやれるか試してみたい」と挑戦者として戦い抜く覚悟だ。

 

「全員で戦えるチームにしたい」と語った川崎あゆみ

 

 

 (黒木ゆか)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ