全国高校男子駅伝 機は熟した大分東明、表彰台も射程圏内

2019/12/13
  • 冬の全国大会

県予選MIP

 

遠入剛(3年)、2001年4月18日生まれ、157cm、45kg

 

 昨年の全国高校駅伝では急きょエース区間の1区を走ることになり、「気負いすぎて力を出し切れなかった」。責任感が人一倍強く、悔しさを晴らすために大会後も走り込んだことでけがを誘発した。

 

 春先になっても状態は上向かず、右足をかばえば左足が悪くなり、バランスを崩した。ただ、その間も「1日たりとも無駄にしなかったのが意識の高さ。都大路を走った男の強い思いだったのかもしれない」と井上監督。

 

 けがと向き合いながら練習を続け、完治した秋にはエースとしての自覚とともに復活した。「走るのが楽しくて仕方ない」と3度目の都大路は過去最高のコンディションと精神状態で臨めそうだ。

 

 

(柚野真也)

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