全国高校ラグビー大会県予選 大分東明、悲願の初優勝

2019/11/14
  • 冬の全国大会

 その後、大分舞鶴の猛攻を受けるも堅固なディフェンスは最後まで崩れることはなく、主導権を握ったままノーサイド。笛が響いた瞬間、東明フィフティーンは歓喜に沸き立ち、割れんばかりの歓声が会場を埋め尽くした。

 

 試合後、白田監督は「無名のチームでもやればできる。彼らは諦めないことの大切さを教えてくれた。生徒ながら尊敬する」と感無量の面持ちで選手をたたえ、若松主将は「自分たちがやってきたことは正しかった。今はただただうれしい」と満面の笑みで語った。大分東明のモットーはエンジョイラグビー、そしてチャレンジすること。この2つが体現された素晴らしい試合を見せてくれた。

 

 初めての花園での目標はベスト8。「コンタクトの部分など改善点も多い」(若松)が、大分の高校ラグビー界に新たな歴史を刻んだ大分東明の活躍に期待したい。

 

初優勝した大分東明

 

(甲斐理恵)

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