高校サッカー 全国選手権予選の組み合わせ決定 大分が第1シード
2019/09/10
- 冬の全国大会
高校サッカーで年間最後の晴れ舞台となる「全国高校サッカー選手権大会」県予選の組み合わせが決定した。38校が出場し、令和最初の全国選手権の出場権を懸けてトーナメント戦を戦う。
前大会優勝の大分は第1シードとなり、初戦は佐伯鶴城と対戦する。キャプテンの佐藤芳紀(3年)は、「対戦相手が決まったが、どこと対戦することになっても気にならない。新人大会、県高校総体で優勝しているが、全国選手権で勝つことが全て。初戦から勝つことだけを考えたい。守備は失点をゼロで抑え、攻撃はいいリズムで得点ができればいい」と話した。実力的に頭ひとつ抜けてはいるが、どの高校も大分対策を練ってくる。小野正和監督は「われわれの攻撃を封じようとするチームが多くなると思うが、メンバーを固め、勝つためのベースをつくり、選手権仕様に仕上げたい。これまで全国レベルの大会を経験しているが、全国選手権に出場できなければ意味がない」と貪欲な姿勢を強調した。
第2シード・柳ケ浦の初戦は楊志館だが、同パートには大分鶴崎、情報科学に加え、第7シードの日本文理大学付属など強豪同士のつぶし合いが増えそう。1年生の頃からストライカーとして出場する芝崎翼キャプテン(3年)は、今大会も得点王候補の一人。「高校最後の大会なのですごく緊張しているが、昨年のこの大会は決勝で負けて悔しい思いをした。勝って笑いたいという思いは強い。試合になれば得点だけを狙う。これまでの大会では6点で終わっているので、今回は10点決めて得点王と優勝の2冠を狙う」と活躍を誓った。
7日に抽選会が行われた