バサジィ・バレー 悔しさだけが残るシーズン、来年こそステップアップ

2017/12/24
  • バサジィ大分

 県6人制バレーボール総合選手権大会(県総合選手権)を終えて、今年の全ての活動を終えたバサジィ大分のバレーボールチーム。県総合選手権では初戦となった準々決勝で県中学校選抜に1−2で敗れ、課題が明確になった。

 

 今年の公式戦は、すべての試合においてオープン攻撃で崩そうという狙いは見えた。県総合選手権でもこれまでと同じく、試合の序盤は通用していたが、時間がたつにつれて攻撃が単調となった。相手に2枚のブロックでマークされ、自分たちが得意とする攻撃を封じられることで、なかなかリズムをつくれなかった。試合勘が乏しく、相手のリズムになったときに粘れない。ミスが連鎖し、歯止めが効かない。ここぞという場面でスパイクも決まらなかった。

 

 ただ、それは選手だけの問題ではなく、タイムアウトのタイミングが遅いベンチワークにも起因している。県中学校選抜戦では1セット目を先取しながら、2セット目は15点目を過ぎたところで連続3ポイント決められ、逆転を許してからタイムアウトを取った。相手は完全に勢いに乗り、2セット目を奪われ、流れを変えることができずに3セット目も失った。

 

 普段の力を出せなかった要因としては、徳丸善基コーチが言っていたように、選手の人数が少なく、紅白戦など実践練習ができないことがある。中学生、高校生に比べ公式戦の数が極端に少ない上に、練習試合、紅白戦もできなければ試合勘は鈍る。

 

バサジィの代名詞となるオープン攻撃

 

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