
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
大分トリニータは23日、昭和電工ドーム大分でサンフレッチェ広島と対戦する。FW伊佐耕平選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は22日付本紙に掲載)
「伊佐が引っ張ることで他の選手が得点したり、チャンスをつかんだり、攻守両面でチームに貢献してくれています」と片野坂知宏監督。「これまではサッカーができて当たり前だったんで、改めて周りの人にすごく感謝するようになりました」と自粛期間中の心境を語る伊佐耕平選手。さらに「プレーの精度を上げて得点できればもう一段階チームも自分も上に行ける」とゴール量産を誓った。
―守備が固くて崩すのが難しい相手に対して、攻撃陣としてはどのような形で得点を狙っていきたいですか?
ボールを持てる時間が試合ごとに増えてきているので、(ボールを保持している時間帯に)しっかり押し込んで、じっくりとサイドから崩せたらいいなと思っています。
―チームが連敗を喫した時期もありましたが、どういうふうに見ていましたか?
思いっきりプレーできていなかったように感じていました。
―その後、1トップで出るようになり、心掛けたことはありますか?
「最悪、僕のところに蹴ればいいから」と、後ろ(の選手)につないでくれと伝えました。中途半端につないでしまうと僕のところに(ボールが)入っても(チャンスを)潰されてしまうことが多かったんですが、後ろから自信を持ってつなげば、相手も前にどんどん取りに来て、そうなると僕のところで1対1のチャンスを何度かつくれました。ですから、しっかりつなぐのなら、とことんつなぐほうがいいかなと。 そして(攻撃の)起点になることを心掛けてやっていますが、もっとゴール前に入る機会を増やさないと得点できないと感じています。
―前線からの守備というのはどういうふうに考えていますか?
前から行くのであればしっかりと合わせていかないといけないし、バラバラになるのが一番ダメだと思うんで。引く時は引く、行く時は行くというメリハリをチーム全体で付けられればいいなと思います。
―リーグ戦の再開前に一人でスポンサーを訪問する活動をSNSで発信していましたが、経緯と感想は?
他チームの選手がやっていて、いいなと思ったからです。訪問して感じたのは、僕たちを支えてくださるスポンサーさんというのは身近なところにたくさんいらっしゃるんだなと知ったことが一番大きかったです。皆さん、明るく声を掛けてくださったり、これまでスポンサーさんのことをここまで考えることがなかったので、今後の自分のモチベーションの一つになると思っています。
―去年は大きなけがをされました。気を付けていることは?
連戦だし無理をするとけがにつながるので、うまくコントロールしながら練習に取り組んでいます。だから体に負荷がかからないよう自主練習はしていません。(連戦での)疲れは多少残ったりもしますが、今できるいい準備はできていると思っています。ホームで試合ができるので“勝ち”を届けられるよう頑張りたいです。応援よろしくお願いします。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=
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