B-リングス 多くの期待を背負い船出 大分に野球がある幸せを届けたい

2021/03/30
  • 大分B―リングス

 独立野球の九州アジアリーグが幕を開けた。20日に予定していた熊本での開幕戦がグラウンドコンディション不良で順延となり、地元開幕となった大分B-リングス。2−3の惜敗となったが最後まで見せ場をつくり、今後の期待が高まる試合内容だった。広田浩章監督は「負けたので悔しい」と正直な感想を述べながらも、「勝負事は勝たないといけないが、まずまずの内容だった。早く一勝をしたい、全力でプレーする選手の姿を多くの人に見てほしい」と話した。

 

 開幕投手を務めたのは岡部峻太。順延でスライド登板となったが、状態は万全だった。140㌔台のストレートで投球を組み立て、スプリットとスライダーを決め球とした。先に得点を許したが、「相手が真っすぐに狙いを絞っていたので変化球を多くした」と配球を変えながら、丁寧に低めにボールを集めて試合をつくった。7被安打3失点、7回途中でマウンドを降りたが先発の役目は果たした。岡部は「ファウルで粘られリズムを崩した」と悔しさを隠さなかったが、次の登板に向けて課題が見つかったことは収穫だった。

 

開幕投手を務めた岡部峻太

 

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