書道 自分だけの「書」と歩み続ける 河野青空(大分南高校3年) 【大分県】

2023/08/24

 今夏の第47回全国高校総合文化祭(かごしま総文)の書道部門で、大分南高校書道部の河野青空(3年)が県勢で唯一となる特別賞を受賞した。

 書道を始めたのは幼稚園の頃。姉の書き方教室について行き、書くことの楽しさを知ったという。一時的に教室を休んだこともあったが、小・中学年になると気持ちに変化が訪れた。「本気で字が上手になりたいという気持ちが芽生えた」と没頭する時間が増えて中学でも教室に通い、高校は書道を学べる大分南高校へ入学した。

 

 高校では先輩たちの優しさに触れ、仲間と一緒に活動する中で思わぬアクシデントに遭った。「交通事故に遭い、治療のため部活動に出られない日が続いた。大会にも出展できず悔しかった」と当時を振り返る。顧問の鹿苑晋史講師に相談し、自分にとって1番効率の良い練習法を模索した。

 

部のパフォーマンス部長も務めるため、土日は朝早くから自主練をする

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