ものづくりの喜びを形に 大分西高校家庭部・被服部 【大分県】
2023/06/15
部長の大坪かれん(3年)は「作りたいものを作れるようになるポイントを学んでいる。被服専門の先生から得るものは大きい」と学べる機会が増えたことを喜ぶ。昨年、初めてドレス作りに挑戦し、「高文連家庭専門部研究・作品コンクール」に出展した。ピンク色のチャイナドレスを完成させ、「ファッションショーでは周りからの歓声が何よりうれしかった」と話す。
加藤教諭は「イメージしたものを形にできることが被服部最大の魅力。作りたいものが完成した時の喜びや達成感をたくさん感じてほしい。目指すのは賞だけでなく、ものづくりの面白さを部員へ伝えたい」と指導に当たっている。部員一人一人の個性や感性を大切に、成長を見せる被服部。日々、縫製の技術力や独創性を磨いている。
日々成長を見せる被服部
(塩月なつみ)