バトントワーリング 演技を楽しみ、全国舞台の入賞を目指す秋田蓮太郎(大分東明3年) 【大分県】
2023/05/18
サッカー少年だった秋田蓮太郎(大分東明3年)が、宙を舞うバトンに魅了されたのは5歳の頃。サッカーの練習中に、バトントワーリング部の練習風景を見かけた。銀のバトンがクルクルと宙を舞い、華麗にキャッチする選手の姿は、「幼い自分が見ても印象的だった」と述懐する。
「習い始めてからは難しいと感じることが多かったけれど、何度も挑戦して技ができた時の喜びが大きかった」と、一つ一つ技を習得しながら、バトンの楽しさを日々実感していた。初めてのコンテストではいきなり金賞を受賞。その喜びは今も忘れていない。そして小学6年で、初めての全国大会出場をかけた「全日本バトントワーリング選手権九州大会」に出場する。ソロトワール部門で見事、全国大会への切符をつかんだ。「初めて全国の舞台に立てることが何よりもうれしかった」。喜びを胸に全国大会では8位に入賞した。その後も九州や全国の舞台で入賞を重ねながら、中学2年の時には所属するチーム「大分東明バトンスクールフェアリーズ」が全国大会で優秀賞に輝くなどの実績を残している。
全国大会での入賞を目指す秋田蓮太郎