ギターとマンドリンの二重奏で心地よい音を奏でる日田三隈高校 【大分県】
2022/10/14
3年生は入学当初からコロナ禍で、コンクールやイベント出演を経験することは少なかったが、個人練習やパート練習を行い、自分たちの奏でる音を突き詰めた。渡辺は「ギターの和音とマンドリンの甘い音色の心地よい響きを聞く方に届けることを考えた」と費やした時間が完成度の高さへとつながった。4月から徐々に出張演奏会が増え、3年生の集大成となる定期演奏会も無事に終えた。拍手の大きさは、これまでの努力の成果だと実感した。
3年生が抜けて、部員は少なくなるが「伝統のあるギター・マンドリン部として、自分たちの音を見つけて奏でてほしい」(渡辺)と託す。今後もコンクールなど大会に出場しながら、「明るく、笑顔で音楽を楽しむこと」をモットーに、音楽を通して、仲間と協力しながら関わりを深めていく。
明るく、笑顔で音楽を楽しむことがモットー
(柚野真也)