答えのない世界を追求し楽しむ 雄城台高校美術部
2022/06/09
「美術は勉強。ただ描くのではなく、美術の歴史や成り立ちを知れば自分の色や本当の個性を描けるようになるが、知っているがゆえに描けないものもある。それが美術の難しさであり、面白さでもある」。そう話すのは、今年4月に赴任した顧問の金村孝之教諭。
創作することは、何かを学ぶことから始まると日々生徒たちに伝えている。長きにわたり芸術緑丘高校で彫刻を教えてきた美術専門の顧問が着任したことで、部員たちにも変化が生まれた。部長の油布晴名(3年)は「今まで専門の先生になかなか習えない環境だったので、とてもうれしい。先生のアドバイスが作品に大きな影響を与えている」と話す。
専門的な指導を受けインスピレーションを形にする