吟詠剣詩舞 受け継がれる技術と心 日々の努力と研さんで光り輝く
2022/03/10
年齢を重ねるごとに演目は高度になり、扇を使った柔らかな動きに感情を入れ、作者の意図をくみ込んで踊らなければいけない。山田は「演目の時間も長くなり、体力が必要だし、体幹を鍛えなければ軸がぶれる。難しい芸事だと思うけど追求していきたい」と話す。
夏の全国高校総合文化祭出場に向けて、「新人大会はミスもあったので、改善して日本一を目指したい」という山田。高い目標を掲げるのには理由がある。「同年代で吟詠剣詩舞をやっている人が少ないので、発信し、小さい子にも教えながら広めていきたい」と語った。
「吟詠剣詩舞を広めたい」と語った山田明穂
(柚野真也)