全国大会で金賞を受賞した大分東明高校バトントワーリング部
2022/01/27
3年生7人にとって最後の全国舞台だった。幼稚園年長からバトンを持ち、見た目の優雅さとは裏腹に、体力と集中力が求められる競技に14年間の時間を費やした。成長する姿を見てきた喜田弘子コーチは、「努力を惜しまず練習してきたメンバー。この年代は仲が良く、チームワークもいい。心に残る演技をしてくれた」と目を細めた。
2月の発表会で競技を止める3年生は多く、「幼稚園の頃からずっと一緒だった。次で終わりという実感はないけど、段々と寂しくなるのかなと思う」とは副キャプテンの梅田彩由(3年)。全国大会が終わってからも練習を続け、高い技術力と表現力、創造性で集大成に臨む。「悔いのないように楽しく踊りたい」とは全員の思いだ。
全国大会で金賞を獲った大分東明
(柚野真也)