斬新なオリジナルレシピで「おいしい」を追求する佐伯豊南高校家庭部
2021/12/16
もちろん多くの失敗作もあったという。「キャベツプリンは最悪だった」、「ニンジンを使った生クリームのデザートはヤバい」と失敗エピソードも楽しげな響きが混じる。顧問の古居聡子先生は「失敗を繰り返すことで感性が磨かれ、次のアイデアが生まれるし、料理の腕も上がる」と話す。
今は年末の部内クリスマス会に向けて、チキンを使ったレシピを考案中。3年生にとっては卒部を兼ねており、これまでの集大成として“最後の晩餐(ばんさん)”は豪華な料理が並ぶはず。「仲良く、楽しく活動できた3年間だった。料理を作る楽しさを知ることもできた」と柴田。楽しい食事会になりそうだ。
仲良く部活動を楽しんだ3年生たち
(柚野真也)