全国大会に向けて気持ちを一つに音色を響かせる 臼杵高校箏曲部

2021/10/28

 大会に向けて追い込みに入るこの時期は、連日、校舎に琴の音が響き渡る。人数が演奏の迫力につながる箏曲では、部員の気持ちを一つにしなければならない。戸高は「14人全員で練習の成果を発揮したい。負けられないプレッシャーはあるけど、聞く人の心に響く演奏をしたい」と意気込む。菊芙路さんは、「大会までには仕上がると思う。本番では楽しんで優しく美しい音を出してほしい」と期待する。

 

 各種のコンクールに出場するだけでなく、入学式や卒業式、文化祭、地域のイベントなどでも演奏する。戸高は「初めて琴の音を聞いたときは圧巻だった。聞く機会が少ないと思うので、多くの人に箏曲の素晴らしさを伝えたい」と話した。

 

25大会連続で全総文出場を目指す臼杵

 

 

(柚野真也)

 

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