3年生、夏物語 vol.10 珠算 読み上げ算・珠算でW10段を目指す清家香穂(大分商業3年)
2021/09/08
今年4月に1年生が3人加入、団体戦の出場が可能となり、部内に活気が戻った。同校珠算部のOBで顧問の釘宮さとみ教諭と桑代智代教諭は「10月の新人大会にむけて3年生が引っ張ってくれている」と目を細める。制限時間の中で問題を解く珠算は、「伝票のめくり方、字の書き方一つで時間が短縮できる。一つの球を置き間違えれば正解を導き出せない」(釘宮教諭)。大会となれば会場は緊張感が漂い、会場に入る際のあいさつ一つで雰囲気が変わる。そんな経験をした3年生が1年生に「勝つためのテクニック」を伝授している。
「努力した成果が結果に出るのが珠算」と清家。将来は高校商業科の教諭となり、奥深き珠算の面白さを伝えたいと話す。また、卒業までに珠算10段の合格を目指す。
伝統ある大分商業珠算部
(柚野真也)