主将奮闘記 中津南高校卓球部 黒川春香(3年) 【大分県】
2023/04/13
- 主将奮闘記
全国高校選抜大会は団体戦としては初めての全国大会だったが、「気負うことなく持てる力を発揮できた」と振り返る。平日の練習は長くても2時間。体育館の2階や剣道場の空いたスペースを利用するなど練習環境が決して整っているとは言えないが、短時間で効果的な練習をこなし、全国の強豪校と互角に戦える自信を得た。目指すは今夏の全国高校総体(インターハイ)の団体、個人シングルス、同ダブルス3種目出場だ。
Q:3月の全国高校選抜大会を振り返ってください。
結果として予選リーグ2位で決勝トーナメント進出はできませんでしたが、自分たちの力を全て出し切り、思い切ったプレーができたと思います。全国の舞台は1年のときに個人ダブルスで出場したことはありますが、団体では初めてでした。仲間と試合ができる喜びがあり、楽しかったです。
Q:団体戦に出場できる最少人数でしたが、大変だったのでは?
けがや病気ができないので、その辺は気を付けていました。小学校の頃から一緒に練習してきたメンバーがほとんどなので、仲が良いし、いい雰囲気で大会に臨めました。全国の強豪校と、思っていた以上に戦えたのは収穫でした。課題は勝ち切るために、個々のレベルアップが必要だと感じました。
Q:練習環境は工夫や特別な取り組みがあるのですか?
効率よく練習ができるように自分たちでメニューを考えています。基本練習は集中して短時間でできるようにして、それぞれの課題に多く時間を割けるようにしています。
自分たちに必要な練習メニューを自分たちで考える