高校バスケそれぞれの現在地② 大分舞鶴(男子) 新スタイルで王者奪還

2019/02/15
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 男女ともに新興勢力の活躍が目覚ましい県内の高校バスケットボール。伝統のある強豪校が全国大会に名を連ねた時代は終焉(しゅうえん)を迎え、実力は伯仲、序列にも変化の兆しが見える。そんな中、新たな王者を決める全九州高校春季選手権大会県予選(全九春季予選)最終日が2月3日に行われた。優勝校、注目校のそれぞれの現在地をレポートする「高校バスケそれぞれの現在地」の第2回目は大分舞鶴。復権を懸けた全九春季予選で見事に勝利した。

 

 昨年の全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選、県高校新人大会では、2大会続けて優勝から遠ざかり、悔しい思いをしてきた大分舞鶴。しかし、全九春季予選ではその強さを取り戻し、王座奪還に成功した。

 決勝リーグ最終日に全勝同士の対戦となった別府溝部学園戦は、最後の1秒まで気を抜けない戦いとなった。終了時間が迫るにつれ会場のボルテージはヒートアップ。76-74の激戦を制した選手の中には涙を流す選手もおり、彼らの背負ってきた王者としてのプレッシャーや緊張感がいかに大きかったかが想像できる。

 

王者に返り咲いた大分舞鶴

 

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