サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
2025/06/27
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愛知県出身、トリニータU-18加入と同時に寮生活を開始。規律の厳しさに戸惑いながらも、自らを適応させてきた。「3年になってからは責任感も出てきた」と語るように、今ではチームの中心選手だ。
現在チームはプリンスリーグ九州で7位と苦しんでいる。山﨑雅人監督は「代表での刺激をどうチームに還元するか、期待している」と語る。さらに「性格はおとなしいが、リーダーシップを発揮してほしい。彼の成長が後半戦の鍵を握る」と続けた。
平野自身もその意図を理解している。「代表で学んだフィジカル強化や準備の姿勢は、すぐチーム練習に取り入れている」と語るその姿勢には、トップを目指す強い覚悟が表れている。
11月にはU-17ワールドカップが控える。「自分の手でチャンスをつかみに行く」。その視線の先には、さらなる高みがはっきりと見えている。
9月にはフランス遠征、10月は国内活動、そして11月の本番。代表選考のサバイバルは続き、すべての活動がアピールの場となる。平野は「普段の試合でも見られている。毎試合が勝負」と気を引き締める。世界の舞台を見据える守護神に迷いはない。
11月のU-17ワールドカップを目指す
(七蔵司)