現役プロが熱血指導 大分に広がる「バスケの灯」 【大分県】

2025/06/22
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 プロバスケットボール選手が技術指導するクリニックが大分市内で開かれた。参加したのは中学生年代の男女約40人。指導に立ったのは、いずれも現役Bリーガーで大分出身の熊谷航、金丸晃輔、満原優樹の3選手。プロチームのない県では、こうした取り組みは育成年代の強化だけでなく、地域にバスケットボールの熱を根付かせる大きなきっかけになる。

 

 クリニックは2日間にわたって実施された。初日はパスやキャッチ、ドリブルといった基礎の徹底。2日目はそれを応用し、スペースの作り方や、ディフェンスの状況を見て判断し、得点に繋げる練習へ。「どうやってシュートに持ち込むか、どこでチャンスが生まれるか。人とボールが連動することで、簡単に打てる形を作れるはず」。熊谷は、選手たちの目を見て、丁寧に語りかけた。プロの技術だけでなく、思考の深さにも触れる内容だった。

 

指導する現役Bリーガー(右から熊谷、満原、金丸)

 

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