大分ウイメンズ(ラグビー) 目指すは国体

2019/05/20
  • クラブ・部活訪問

 チームが大きな目標に据えているのが山本の言葉にもある九州国体。大分ウイメンズからは毎年高校生以上の選手が10人ほど出場するが、一昨年は準決勝敗退、昨年は1回戦で涙を飲んだ。立ちはだかるのは九州2強といわれる福岡と長崎。福岡は4月に開催された「サニックスワールドラグビーユース交流大会2019」で世界一となり、大分にとって大きな壁となる。まずは決勝の舞台へ。それが合言葉だ。

 

 もちろん勝つことだけにこだわっているわけではない。大塚孝二ヘッドコーチは「ラグビーはコミュニケーション能力、思考力、忍耐力、判断力などさまざまな力を伸ばし、試合が終われば敵味方なく友情を育むことができる人間形成に最適なスポーツ」と話し、子どもたちにはラグビーを通じて、社会を生き抜く力を身につけてほしいという。

 

 年に数回ガールズフェスタを開催するなど、まだまだマイナーな女子ラグビーを普及することも重要な使命だ。土壌を整え、いつか大分から日本代表選手を―。夢はさらに広がっていく。

 

「笑顔を絶やさず、声を出す!」がモットー

 

 

クラブデータ

大分ウイメンズ

練習場所:大分舞鶴高校第2グラウンド(大分市牧上町18)

対象学年:小学生から社会人まで

対象地区:なし

問い合わせ先:川津直也代表 ℡090-3735-5775

 

(甲斐理恵)

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