湯布院ボーイズ(野球) 夢の実現に向けての滑走路

2019/04/02
  • クラブ・部活訪問

 中学生の硬式野球チーム「湯布院ボーイズ」は、今年で創立39年となる。現チームは新3年生8人、新2年生7人。春からは新たに新1年生8人も加わる予定だ。

 

 チームの創設者であり、会長・総監督としてチームを指揮する佐藤敏雄氏を中心に、同チーム出身のコーチも在籍し、熱血指導で選手たちをサポートしている。九州ブロック唯一の女性球団代表である佐藤亮子代表は「中学生のうちから違う学校の仲間と交流できるのがクラブチームの良いところ。コミュニケーションの大切さが必要な現代、この3年間が必ず将来の財産になる」と話す。

 

 大分、由布両市はもちろん、中津などから通う選手もいる。野球を通じて気持ちを一つにすることで、技術の向上と同時に“人としての成長”を願う。また、礼儀、道具を大切にする、仲間を思いやる気持ち、保護者への感謝など、教えは野球だけにとどまらない。時には厳しいげきも飛ぶが「好きな野球を通じて成長してほしい」という思いがあるからこそ。互いに励まし合い、真剣な表情でありながら楽しそうに練習する姿を見ていると、指導陣の思いがきちんと伝わっていることが分かる。

 

遠くから通う選手もいる

 

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