大分七瀬ボーイズ(野球) 全員が3割バッター目指す

2019/02/07
  • クラブ・部活訪問

 大分七瀬ボーイズは総合型地域スポーツクラブとして野津原町を盛り上げるべく、15年前に創設されたNスポーツクラブが運営する中学生硬式野球のクラブチーム。「グラウンドを持つのが夢だった」と、その歴史を楽しそうに語るのは自身も野球少年だった森慎一郎監督。クラブは野球やテニスのクラブチームの他、バレー、空手、陸上などのサークルも運営し、子どもから大人までが幅広く参加するコミュニティーとしての役割も果たしている。

 

 現在ボーイズリーグ九州ブロック中九州支部に所属する大分七瀬ボーイズは2005年7月に創部され、現在の部員数は41人。大分市稙田地区の中学生を中心に、九重中学校や三重中学校の選手も通っている。取材当日は雪が舞う中での練習だったが、選手たちは大きな声を張り上げながら全力で白球を追いかけていた。森監督は「野球という素晴らしい教材を通じて、責任感を身に付けてほしい」と話す。スポーツはごまかしが利かない、努力をした分だけ結果に出ることを選手たちに言い聞かせている。その教えは結果として表れ、150人近くの卒団生の中には、プロ野球の笠谷俊介(福岡ソフトバンクホークス)や甲子園出場を果たした選手がいる。現チームも17年のホークスカップ中九州支部大分ブロックや予選18年度の九州選抜大会大分支部予選で優勝するなど、数々の実績を残している。

 

努力をした分だけ結果が出る

 

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