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トリニータ 岩田智輝インタビュー「常に攻撃に絡みたい」

トリニータ 岩田智輝インタビュー「常に攻撃に絡みたい」

大分トリニータは18日、ホームの昭和電工ドーム大分で清水エスパルスと対戦する。DF岩田智輝にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は17日付朝刊に掲載)

 

 最後尾から虎視眈々と攻撃のチャンスをうかがい、アグレッシブにアップダウンする岩田智輝選手。仙台戦ではゴール前まで駆け上がりJ1初得点を挙げた。「これまでサッカーをやってきた中で今が一番楽しいです。これもすべてカタさん(片野坂知宏監督)のおかげ」と満面の笑顔にトリニータ女子たちはぞっこん、ただいまファン急増中!




―岩田選手が攻め上がるとワクワクします。
ドリブルする際、スピードを上げ過ぎないよう言われたので、抑え気味に走るようになったら周りや(相手の)背後のスペースが見えてきました。FWになりたい!とまでは思いませんが(笑)。常に攻撃に絡みたいという気持ちは強いです。


―J1に上がったことで変化はありましたか?
ずーっと考えています。相手はどういうプレーが嫌なのか、どっから崩そうかとか、一つ一つのプレーによりこだわりを持つようになりました。最近は怜さん(松本選手)やシャドーのアドくん(オナイウ阿道選手)との関わりが良くなってきて、サイドから崩し切る回数が増えてきています。ただ、僕の課題はクロスやフィードの精度なので、もっと練習しなきゃいけないなと思っています。


―外国人選手と戦う機会が増えましたが、どうですか?
対戦した時、当たり負けしないよう、体が重くなり過ぎない程度に筋トレに励んでいますが、磐田のアダイウトン選手は体をぶつけても勝てず、めちゃめちゃ強かったですし、シンプルに、当たって痛かったです(笑)。

 

 

―先日の鳥栖戦ではユースの後輩である高畑奎汰選手が先発出場し、「緊張しなかった」と話していました。
あの堂々とした感じ、すごいですよね。僕は1、2年目の頃は緊張しっぱなしで、去年あたりから「練習でやったことしか(試合で)できない」「今さら緊張しても仕方がない」と考えられるようになりました。ケイタ(高畑選手)のガンバリはうれしい半面、「負けられない」と刺激になっています。


―一人暮らしですが食事など気を付けていますか?
朝は卵かけ納豆ご飯と、ビタミンCが豊富なキウイかイチゴを食べています。あとは外食で、コヅくん(小塚和季選手)やジュン(岡野洵選手)と行くことが多いです。


―清水戦に向けての意気込みを教えてください。
順位的には自分たちの方が上ですが、(J1)1 年目だしチャレンジャーとして挑みます。いい選手も沢山いるし、特にA 代表で活躍する北川航也選手とかを抑えて無失点で終えたい。もちろんチャンスがあれば、攻撃でもしっかり結果を出したいです。2万4000人余りの声援を受けてプレーした鳥栖戦は本当に幸せで勝って良かったです。4万人を目指したいので(笑)、どうぞスタジアムにお越しください。

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=