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トリニータ 鮎川峻インタビュー「いろいろなバリエーションで常に得点を狙いたい」

トリニータ 鮎川峻インタビュー「いろいろなバリエーションで常に得点を狙いたい」

大分トリニータは10月29日、レゾナックドーム大分でブラウブリッツ秋田と対戦する。FW鮎川峻にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は10月27日付本紙に掲載)

 

 「岐路に直面したときは困難な方を選べ」。子どもの頃、父に言われたこの言葉を大切にしているという鮎川峻選手。プロサッカー選手として「厳しい道に進んでこそ成長できる」と実感しているそうだ。

 

先日のアジア大会では、得点するたびに「大分トリニータの鮎川峻」と紹介され、サポーターも喜んでいました。  

 ありがとうございます。目指していた大会だったので、最初は代表メンバーに選ばれず悔しい思いをしていました。その中で追加招集されたので「何が何でも結果を残してやるぞ」という強い気持ちで臨みました。チームに合流したのは、初戦のキックオフ5分前という慌ただしさでした。

 

 

同年代の選手たちとのプレーはどうでしたか?  

 代表メンバーには海外でプレーしている選手もいて、刺激になりました。また、他国の選手との試合は普段とは違う雰囲気で、とても良い経験になりました。

7月にJ1広島から育成型期限付き移籍。これまでを振り返っていかがですか。  

 昨季は、けがでほぼ試合に出られず、今季ようやく復帰しました。広島では思ったような活躍はできませんでしたが、周りにすごく支えられて、落ち込むことはありませんでした。移籍してからは万全なコンディションでプレーできています。自分でゴール前まで持っていって勝負する意識が高まってきたように思います。 代表メンバーに選ばれたのはトリニータのおかげ。感謝を「結果」で返していきたいです。2得点では全然足りないと思っています。

 

 

試合で心がけていることはありますか?

 自分のプレー、自分たちのサッカーを忘れないようにすることです。いわゆる「理想のゴール」は持ち合わせず、いろいろなバリエーションで常に得点を狙っていきたいと思っています。

 

(小野郁)