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トリニータ 松尾勇佑インタビュー「周りを生かしてもっと攻撃の幅を広げたい」

トリニータ 松尾勇佑インタビュー「周りを生かしてもっと攻撃の幅を広げたい」

大分トリニータは8月12日、レゾナックドーム大分で藤枝MYFCと対戦する。DF松尾勇佑にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は8月11日付本紙に掲載)

 

 「中学までは『王様』でした(笑)」という松尾勇佑選手。しかし市立船橋高(千葉県)で、杉岡大暉選手(湘南)や原輝綺選手(清水)ら先輩との実力差を痛感。考えを改めて必死に練習したそうだ。

 

 

―磐田戦でのJ初ゴール、おめでとうございます。  

 狙い通りのゴールだったのでホッとしたし、とてもうれしかったです。サイドハーフはアシストやゴールを求められるポジション。チームや試合で存在感を出すためにも「数字」は大切なので、どん欲に狙っていきたいです。今シーズン前半は試合に絡めず悔しい思いをしたので、今はつかんだチャンスを大事にして、毎試合必死に戦っています。

 

―今の課題や、成長したと感じる部分は?  

 自分が得意なのはコンビネーションでのワンツーなので、周りを生かしてもっと攻撃の幅を広げていきたいです。フジ君(藤本一輝選手)みたいに一人で場面を展開できるようにもなりたいし、守備のスキルも上げたいです。クロスの精度や、ゴール前で相手の背後に走り込むプレーは、まだまだですが少しずつ上がってきているかな、と思います。

 

 

―子どもの頃からプロサッカー選手を目指していましたか?  

 そうです。ずっと思い続けていました。両親は、高校や大学(関西大)を決めるときも「好きなように生きたらいい」と応援してくれました。だから、トリニータへの入団が決まった時はめちゃくちゃ喜んでくれたし、試合の後には必ずLINEのメッセージを送ってくれます。

 

―トリサポへのメッセージをお願いします。  

 いつも多くの皆さんが練習見学に来てくれて、すごく温かい雰囲気です。誕生日(6月27日)にはプレゼントをもらいました。これからは、伊佐(耕平)君が言うように「残りを全勝して上に行く」覚悟で臨みます。「数字」を残してチームの勝利に貢献し、J1昇格に向けて頑張りたいと思います。

 

(小野郁)