
音に心を込めて飛躍の年に 別府翔青高校吹奏楽部 【大分県】
カルチャー
第71回大分県高校文化連盟(高文連)の書道中央展がこのほど、大分市美術館で行われ、県内の高校の書道部から出展された書282点を展示した。
県高文連書道専門部の堀谷桂専門委員長は中津南書道部の作品に対し「思い切りがいい」「筆の入れ方に遠慮がなくて面白い」など評価。「自分の世界を確立すれば奥深くなる」「書は一人の作業なので自分と向き合うことが大事。人の書を見て自分が足りないところを感じてほしい」とアドバイスを送った。部長の間地萌花(2年)は「顧問の先生以外から書を習うことがないので、違った視点から作品を見てもらえてよかった。今後に生かしたい」と話した。
作品批評する堀谷専門委員長
今回の展示作品から最優秀賞6点、優秀賞12点、優良賞24点が選出され、最優秀賞は来年度の全国高校総合文化祭の県代表として推薦される。堀谷専門委員長は「技法がうまくても、バランスや思いなどトータルを紙の中に投入できるが重要。最優秀賞と優秀賞は紙一重の差だった。筆を動かしているところが想像できる作品や感性があふれる作品が多かった」と総評した。
上位入賞者は次の通り。
◆最優秀賞=賀来円(中津北2年)、宇都宮珠実(別府鶴見丘2年)、河野青空(大分南2年)、新名俐音(大分商業2年)、永井里歩、高橋怜花(以上、大分2年)
◆優秀賞=西村美輝(中津北2年)、福永彩乃(別府翔青2年)、陽麻衣佳(大分上野丘2年)、大神輝々、藤内萌夏、板山彩花(以上、大分南2年)、淋朋果(大分豊府2年)、大野可愛、尾形心琴、立川萌唯(以上、大分2年)、仲谷彩(佐伯鶴城1年)、小杉梨乃(同2年)
282点の力作が展示された
(柚野真也)
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