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トリニータ ペレイラ インタビュー「良かったところは続けられるよう、逆にミスは二度と繰り返さないよう研究している」

トリニータ ペレイラ インタビュー「良かったところは続けられるよう、逆にミスは二度と繰り返さないよう研究している」

 大分トリニータは6月5日、昭和電工ドーム大分でFC町田ゼルビアと対戦する。MFペレイラ選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は6月4日付本紙に掲載)

 

 シーズン最初の試合となった甲府戦(第2節)と山形戦(第15節)のアディショナルタイムにヘディングで得点し、昨年末の天皇杯決勝戦の同点弾を彷彿(ほうふつ)とさせたペレイラ選手。セットプレーでは「絶対決める」と強い気持ちでゴールエリアに入るそうだ。 

 

押しているけれど結果に結びつかない、難しい試合が続いています。

 長いリーグ戦の中で簡単に勝てる試合はないです。選手一人一人、かなり分析されているのでチームの特徴を出しづらい。とにかく練習するしかないです。

 

 

これまでの試合を振り返って自身の出来は。

 自分のプレーには満足していません。試合を通して成長していけるよう、僕だけじゃなく、全員がもっと上を目指していかないといけない。J 1に復帰するためには(勝ち点を)積み重ねていくしかないです。

センターバックで特に意識している点は。

 守備の一番の仕事は「得点を入れさせない」、ゼロに抑えるということです。そしてFWが点を取れるよう、しっかり守りつつサポートもしていけたらと思っています。 試合をするたびに振り返り、良かったところは続けられるよう、逆にミスは二度と繰り返さないよう研究しています。

 

 

試合の終盤、特にアディショナルタイムで試合を動かすようなゴールを決めてくれるので、サポーターも期待しています。

 僕の場合、ゴールの可能性が一番高いのはセットプレーなので、いいクロス(ボール)を待っています。山形戦では小林裕紀選手のクロスが完璧だったので、あとは自分が決めるだけで良かったです。

 

 

今シーズンはセットプレーでの得点が多く、コツみたいなものがあるのでしょうか?  

 まずポジション取りが大切です。相手GKやDFの動きを見て、体や頭の向きを決めて待ち構えます。キッカーの下田北斗選手のボールが素晴らしいからこそ自分もゴールすることができます。今後もチーム全員、さらに磨きをかけていきたいと思っています。

 

(小野郁)