大分鶴崎高校テニス部 佐藤 芳紀(2年) file.902
テニス
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九州地区予選で準優勝し、全国高校選抜テニス大会への出場を決めた福徳学院女子テニス部。そのチームを束ねるのがキャプテンの田中聖香(2年)だ。団体戦ではダブルス1を任される軸でありながら、人前に立つことは決して得意ではないという。それでも自ら立候補して主将となり、個性豊かな仲間たちをまとめながらチームを前へ導く。攻撃的なストロークを武器にコートで戦い、主将としては周囲を見渡す力を磨く。悔しさの残る九州準優勝を糧に、全国の舞台へ挑む。
Q:九州地区予選準優勝、おめでとうございます。大会を振り返ってください。
ありがとうございます。自分たちは優勝を目標にしていたので、あと一歩届かなかった悔しさはあります。ただ、自分たちのプレーをすべて出した上での準優勝だったので、結果はしっかり受け止めて、次につなげないといけないと思っています。
Q:九州大会はレベルも高い。誇れる結果ではありませんか。
ベスト4に入ったときは、うれしくて涙が出ました。でも、そこから気持ちを切り替えて決勝まで進めたのに、最後はあと少し届かなかった。監督からいつも言われている「1センチ、1ミリ」の差が、まだ自分たちには足りなかったのかなと思います。うれしい結果でもありますが、しっかり向き合うべき結果でもあります。
Q:今年のチームの特徴は。
昨年よりも、上下のつながりが深まったチームだと思います。経験のあるメンバーも多いですし、今年入ってきた1年生も試合経験がある子たちが多いので、全体としてすごくいい雰囲気でプレーできています。

Q:九州地区予選ではダブルス1で出場しました。
本当はシングルスで出たい気持ちもあります。でも、シングルスで起用されないということは、自分の力がまだ足りないということ。悔しさはありますが、ダブルス1としてコートに立つ責任はしっかり果たしたいと思っています。
Q:ダブルスの軸として期待されていますね。
自分を軸に、相手によってペアが変わる形です。ただ、特別ダブルスが得意というわけではないんです。それでもキャプテンとして、ダブルス1としての役割は果たせていると思います。
Q:昨年はインターハイ(全国高校総体)も経験しています。昨年と比べて変化はありますか。
ペアが2年生から1年生に変わりました。以前は攻撃的なテニスが軸でしたが、今はラリーでしっかりボールを回すことを意識しています。そうすることで、前衛の1年生も動きやすくなっていると思います。体力が特別あるわけではないので、ストロークで相手を崩すことを意識しています。力強いストロークが自分の武器だと思っています。自分は攻めるテニスが好きなので、そのスタイルは変えずに続けています。
Q:キャプテンになったのはいつからですか。
インターハイが終わった夏からです。実は人前に立つのはあまり得意じゃないんです。最初からキャプテンをやりたいと思っていたわけではありません。でも、これまでのキャプテンを見てきて、自分に足りない部分を補えるのではないかと思い、立候補しました。3人の候補の中から監督に選んでいただきました。

Q:キャプテンになって得たものは。
周りを見る力がついてきたと思います。試合中も、瞬時に判断しないといけない場面が増えました。そういう経験ができたことは、自分にとって大きいですね。
Q:理想とするキャプテン像はありますか。
まだキャプテンになって間もないので、できていないことも多いです。これからは全体を見るだけでなく、一人ひとりに声をかけたり、必要なことを伝えたりできるキャプテンになりたいと思っています。1年生が6人、同期は8人いて、みんな個性が強いんです。それを一つにまとめるのは難しいです。副キャプテンや同期にも支えてもらいながら、なんとかやっています。
Q:中学は福岡ですね。福徳学院に進んだ理由は。
中学のときによく対戦していた坪井舞央と一緒の高校に行こうという話があったのが大きいです。越境入学の不安はなかったけど、今まで親がしてくれていたことを自分でやらないといけないので、そこは少し心配でした。
Q:寮生活はどうですか。
みんなのいろんな面が見えてきます。人間関係が難しい部分もありますが、うまくやれていると思います。
Q:全国高校選抜の目標を聞かせてください。
チームとしてはベスト4が目標です。去年よりレベルは上がっていると思うので、誰一人欠けることなく、自分たちの持っている力をすべて出し切りたいです。そして。一人一人の「あきらめない心」と、揺らがない軸を持てば目標は達成できると思っています。
Q:個人としての目標は。
シングルスでも上位に入りたいです。優勝を目指していますが、簡単ではありません。見えないところで努力を続けながら、しっかり一番を目指していきたいと思います。今年はすべてが最後の大会になります。これまで学んできたことをすべて出し切って、一試合一試合、自分のベストを出せるような試合をしていきたいです。
(柚野真也)
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