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ラストステージを迎える3年生 ライバルはこの選手です! サッカー編③

ラストステージを迎える3年生 ライバルはこの選手です! サッカー編③

最後の決戦に向けた高校3年生の火花が散る―。10月24日から始まる「第99回全国高校サッカー選手権大会県大会」を控え、今大会注目のキープレーヤーたちに、気になる選手を聞いた。

 

上野翔真(大分西3年)

2002年4月16日生まれ、DF、175cm、63kg、前所属はキングスFC

 

 

 キャプテンとしてチームを引っ張り、ディフェンスリーダーとして守備を統率する。首藤啓文監督は「安定感がある。状況判断が良く、カバーリングに優れている。身体能力も高い」と絶大な信頼を寄せる。冷静に戦況を見極め、機を見て攻め上がることもでき、2月の県高校新人大会の決勝ではダメ押しとなる3点目をヘディングで決め、優勝の原動力となった。今大会の目標はもちろん優勝。「県総体ではふがいない試合をしたのでリベンジの場にしたい。自分たちのスタイルであるパスサッカーができれば負けない」

 

気になる選手は?

疋田和正(鶴崎工業3年)

 

 小学校からずっと一緒にサッカーをしてきた。今でも連絡する友だち。ヘディングが強くて、シュートもうまい。決勝で対戦するのを楽しみにしている。センターフォワードとセンターバックの2つのポジションができるが、マッチアップする可能性もある。そのときは完全に抑え込みたい!

 

疋田和正(鶴崎工業3年)

2002年5月4日生まれ、DF、173cm、63kg、前所属はキングスFC

 

 

 本職はセンターフォワード。今大会は「前線の選手がけがから復帰したこともあるが、試合を落ち着かせたかった」(松田雄一監督)とのチーム事情もあり、センターバック(CB)での出場が濃厚。本人は前向きに新たなポジションに挑戦。「最初は不安だったが、チームが勝つためには与えられたポジションで勝利に貢献したい」と話す。大会までの残りの時間で、いかにフィットできるかはチームの浮沈のカギとなる。「声が出るようになったし、手応えもある」。ゴールから遠い位置にいるが、得点意欲は高い。FKのプレースキッカーを務める自分の特徴を出し切れば、優勝もグッと近づくはずだ。

 

気になる選手は?

堤聖司(大分3年)

 

 体が強いだけでなく、強弱をつけてプレーできる選手。仲間を鼓舞するところなど、同じキャプテンとして見習うべきところがある。CBにコンバートされ、初めての試合で大分と試合をして(堤と)マッチアップした。あらためてFWとしてのすごさを知ったが、粘り強くプレーすれば抑えることができるとも思った。もう一度、対戦したい。

 

中山陸(大分東明3年)

2002年5月28日生まれ、MF、175cm、67kg、王子中学出身

 

 

 「誰よりも走り、先進的なプレーができ、味方を鼓舞することができる」とは有村光史監督の評価だ。監督の考えをいち早く理解し、チームに落とし込む。練習での雰囲気が悪ければ声を出し、自らミーティングを開いて仲間のモチベーションを維持するように努める。さすがに全国高校総体の中止が決まったときは、中山自身もやり場のないもどかしさを拭えなかった。大学受験に集中することも考えたが、「高校サッカーを悔いなく終わらせるために選手権予選まで残った」。朝7時に登校して自習し、文武両立する毎日が続く。「今できることにベストを尽くす」を体現するキャプテンは頼もしい。

 

気になる選手

河野龍(大分上野丘3年)

 

 同じ中体連出身の選手。声を出し、チームを引っ張ることができる。対戦したことはないけど、中学のころから身長があり、センターバックとして素晴らしい選手と思っていた。(今大会では)2回戦で対戦する可能性があり、楽しみにしている。チームが勝ち上がるためには越えなければならない相手だけど、負ける気はしない。

 

 

ラストステージを迎える3年生 ライバルはこの選手です!

サッカー編①

サッカー編②

 

(柚野真也)

大会結果