
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
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大分トリニータは22日、昭和電工ドーム大分で名古屋グランパスと対戦する。GK高木駿選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は21日付朝刊に掲載)
トリニータ在籍4年目となる高木駿選手。中断期間中は筋トレをしたり、子どもたちと遊んだりするなど充実していたと振り返る。大分の街は近場にいろんな店や広い公園があり、道幅の広さも気に入っているそうで、「一言では言い表せないほど魅力がある」とベタ褒めしてくれた。
―チームは新しい戦術に取り組んでいるそうですが、高木選手のプレーにも変化がありましたか?
僕のプレーに関しては、あまり変化がなく、これまでと同じようにビルドアップに加わり、守備のところから相手のチャンスを止めていきたいと思っています。ただ、相手がプレッシャーを掛けてきた時、よりスムーズにボールを動かすためには、いつもより高い位置を取ってもいいかなと考えています。
―連戦が続いていますが、乗り越える秘訣はありますか?
1カ月に何試合も入っていて、それも長期間なので、ずっと連戦という感じです。これほどの連戦は初めてなので、練習の仕方なども変わってくると思います。自分ができることはしっかり食べて、しっかり体のケアをしていくことかな。それと、「疲れた」と言っても回復するわけではないので、連戦に対してネガティブにならないよう、この状況を楽しむくらいの気持ちで、モチベーションを落とさず、(気持ちは)楽に臨みたいです。
―ステイホームの期間中、筋トレに励まれたそうですね。
リーグ再開後は連戦が予想されていたので、まとまって体を鍛えることが難しく、疲れが溜まると練習量を落とすことになってしまう。だから(中断期間中を)チャンスと思い、筋トレに取り組んだ結果、下半身がアップしました。下半身に筋肉がある程度付いていたほうが膝や足首などの筋肉系のけがを予防できるので、これからも試合の間隔が空く週や週明けとかに“筋肉の貯金”を作るつもりで継続していこうと思っています。
―限られた観客数の試合が続いていますが、今まで以上に監督の声は通りますか?
これまでもボールを持ったら監督の「○○に出せ!」という叫び声は結構聞こえていました。ホーム鳥栖戦での1点目は、ボールを持って前を見る直前にカタさん(片野坂知宏監督)の「知念!知念!」という声が聞こえ、知念(慶)も裏が取れていたので低い弾道のキックができて、そこから相手をひっくり返せました。(監督の声は)“第3の目”みたいに思っています。連戦だから、声が(枯れそうで)危ないですね(笑)。
―5月で31歳、チーム在籍4年目になりました。どんな1年にしたいですか?
もう31歳なんだなぁーという感じ(笑)。年齢が上のほうなので、メンタル的な部分でもチームをまとめられるよう、個々のモチベーションにアプローチできるような人間になりたいと思っています。
(小野郁)
=本文中の写真は取材班撮影、プレー写真は大分トリニータ提供=
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