県高校野球選手権 投手陣でつかんだ優勝 柳ケ浦、接戦制し夏へ弾み 【大分県】
野球
全国高校野球選手権大分大会 準々決勝レビュー 甲子園まで、あとふたつ!!
4強が出揃い、7月23日に準決勝、25日に決勝を迎える。
憧れの甲子園出場を決める大会は、いよいよ大詰めだ。
ここでは、写真で準々決勝を振り返る。
準々決勝 第1試合
東明 000 000 0 0
大分商業 120 100 3× 7
(7回コールド)
大分商業高校
第1シードとして4強一番乗りを決めた。強力クリーンアップが売りだが、今大会は2年生エースの古江空知が23回無失点と好投し、投打がかみ合っている。
初戦から23回無失点で好投する古江
3安打で上位打線につなげた佐藤(匠)
打線の軸となる4番・三代
準々決勝 第2試合
中津南 100 000 0 1
明豊 043 102 × 10
(7回コールド)
明豊高校
ここまで3試合、全てコールド勝ち。4番・杉園大樹は2本塁打を放ち、危なげない継投で相手に隙を与えない。圧倒的な強さで突き進む優勝候補に死角なし。
この試合、3人の投手をリードした吉村
投打に隙がなく、チームの雰囲気もよい
2安打2打点で打線を勢いづかせた琉
準々決勝 第3試合
柳ケ浦 010 130 011 7
大分 101 100 000 3
柳ケ浦高校
今大会No.1右腕・田中瑛斗は試合を追うごとに調子を上げ、準々決勝では自己最速の149㌔をマーク。湿りがちだった打線に当たりが戻り、エース援護に万全を期す。
打線がつながりはじめた柳ケ浦
3失点したが今大会初マウンドで好投した上間
4回から好救援で勝利を呼び込んだ田中
準々決勝 第4試合
大分舞鶴 101 011 010 5
日田林工 000 001 010 2
大分舞鶴高校
26年ぶりのベスト4進出を決めた。エースで4番の益川和馬が躍進の原動力であることは間違いないが、切れ目のない打線、エラーの少ない守備が勝機を生み出している。
チームを引っ張るキャプテン馬見塚
ここまで4試合全てで打点をあげている益川
エースを盛り上げる内野陣