県高校野球選手権 投手陣でつかんだ優勝 柳ケ浦、接戦制し夏へ弾み 【大分県】
野球
明豊高校・杉園大樹 再び聖地へ!明豊野球の新たな歴史を刻む
高校球児の夢舞台・甲子園に向けて
全国高校野球選手権大分大会が始まった。
大会の歴史に名を刻むのは誰だ?
オー!エス! OITA SPORTS編集部が
スター候補をピックアップ!
スター候補生ファイル #1
杉園大樹
明豊高校/レフト/3年/177㎝・79㎏
杉園大樹の野球人生がスタートしたのは、小学2年生のとき。後に宿命のライバルとなる保育園時代からの幼なじみの田中瑛斗(柳ヶ浦)に誘われ、少年野球チーム「小楠ベースボールクラブ」の門を叩いたのが始まりだった。それまでの杉園はサッカー部に所属する3人の兄の影響からサッカーをして遊んでみたり、地元の柔道クラブに入団をしてみたり…。しかしいずれも長くは続かず、唯一打ち込めたスポーツがこの野球であった。
その後、杉園は恵まれた体格とパワーを武器に徐々に頭角を現していく。そして中学校進学と同時に、福岡県の硬式野球チーム「京築ボーイズ」へ入団。田中と同じ学校へ進むも、ここにきて初めてライバルと別々の道を歩むことになる。新天地で杉園は着々と力をつけて成長していく。
明豊高校に進学すると即座にレギュラーの座を勝ち取り、現在までチームの中心を担う打者として存在感を放ってきた。そんな輝かしい野球人生を歩んできた杉園だが、1年時に経験した甲子園という大舞台での一戦はあまりにほろ苦い。100%の力を出し切ることができず、途中交代を命じられた悔しさは、今でも心の奥底に刻み込まれている。
杉園は「下級生の頃は上級生に助けられてばかりいた。1年時に出場することができた甲子園だって、先輩たちが連れて行ってくれたもの。だからこそ今年は、自分が3年生という立場でしっかりとチームに貢献していきたい」と話し、野球の面白さを「1つのアウトやプレーでゲームの流れが大きく変わるところ。諦めなければ勝利につながるし、気持ち次第では負けをも引き寄せる」と語る。
今の自分に何ができるのか。足りないものは何か。多くの期待を背負い、これまでに数々のドラマを演じてきたホームランアーティストがリベンジの夏を誓う。
PERSONAL DATA
- 名前(ふりがな)
-
杉園大樹(すぎぞの だいき)
- 生年月日
- 1999年4月19日
- 身長・体重
- 177cm・79kg
- 出身中学校
- 中津中学校
- 兄弟構成
- 兄3人
- 50m走
- 6.9秒
- 遠投
- 90m
- 握力
- 右55kg・左50kg
- 足のサイズ
- 28cm
- ニックネーム
- だいちゃん
- 自分の性格を分析すると
- 温厚
- 好きな食べ物・嫌いな食べ物
- オムライス・チーズ
- 野球以外の特技
- 特になし
- 一日の睡眠時間
- 6〜7時間
- 好きなアスリート
- 中田翔(日本ハム)
- 好きな女性のタイプ
- 笑顔がカワイイ人
- 尊敬する人
- 父
- 将来の夢
- 未定
- 印象に残っている試合
- 高校1年生のときに出場した甲子園
- ライバル
- 田中瑛斗(柳ケ浦高校)
- 高校通算本塁打
- 44本
(塩月菜央)