
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
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大分トリニータは17日、ホームの昭和電工ドーム大分で横浜FMと対戦する。FW藤本憲明にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は15日付朝刊に掲載)
「FW に求められるのは得点、アシスト、ゴール前の勝ちにつながるようなプレー。とにかく結果を出すことが大事だと思っています」と話す藤本憲明選手。今後ますます厳しくなるであろう対戦相手の「藤本封じ」のプレッシャーに臆することなく「なんとかなる精神」で相手ゴールをこじ開けろ。
― J1の舞台に立った時、特別な思いはありましたか?
2万人近くが入り、独特の雰囲気がある鹿島スタジアム。(ウオーミング)アップしていた時、鹿島サポーターからブーイングを受けるなど、これが J 1かなと思いました。でもピッチに立ったら同じ。いつも通り試合に入れました。
―磐田戦の勝利は、ルヴァン杯(C大阪戦)での逆転勝利も大きかったですね。
そうですね。先制されましたが、リーグ戦に出ていないメンバーたちの最後まで諦めず粘り強く戦う姿勢を見て、次のリーグ戦(磐田戦)では結果を出さなければ、とモチベーションが上がりました。
―今後、チームや藤本選手へのマークも厳しくなるでしょうね。
でも、磐田戦で後藤(優介)選手が得点したように、どこからでもゴールを狙える攻撃の形をつくっていければいいと思っています。
―鹿島戦の後、「今後、トリニータの勝利がニュースにならないようにしたい」「自分の活躍が今JFLで頑張っている選手たちの励みになれば」と話していました。
J1に昇格したチームが(これまでJ1にいたチームに)勝つと話題になりますが、「トリニータは普通に勝てる」と思われるように僕らがしていかなければと思っています。正直、自分でもここまで来る(JFL→J3→J2→J1)とは思っていなかったですが、一つ一つ、結果を出していけばここまで来られると証明できました。結果が数字で分かるのがFWなので、今後も(結果に)こだわっていきたいです。
―GKと1対1になった時、決め切る力はこれまでの経験で培われたものですか?
そうですね。今まで決めてきたという自信もありますが、割と落ち着いてできていると思います。それと性格的なものもあるかな。外しても次決めたらいいやと切り替えられる。引きずらないメンタル。「なんとかなる精神」ですかね。
―高校時代、練習中に先生から帰らされたそうですね。
ちょっと反抗して、先生から「帰れ」って言われたので、「じゃあ帰るわ」という感じで帰りました。でもよくよく考えたら、ちょっとまずかったと思って、翌朝、先生に謝りました。卒業後、「帰ったのはおまえが初めて」と言われました。
―横浜FM戦に向けて意気込みを教えてください。
横浜も結構攻撃的ですが攻守の切り替えで上回っていけば点は取れる。失点も0に抑えて、今度こそホームで勝ってサポーターの皆さんに喜んでもらいたいと思っています。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=
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