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女子ソフトボールの新リーグに挑戦する日本文理大の3選手

女子ソフトボールの新リーグに挑戦する日本文理大の3選手

 来春からスタートする女子ソフトボールの新リーグ「ジャパンダイヤモンドリーグ(JDリーグ)」に参戦するチームに、日本文理大学から3選手の入団が決まった。11月の全日本大学女子ソフトボール選手権大会(インカレ)でベスト8入りに貢献し、新たなステージでの挑戦を決めた分藤柚葉、井上瑞希、堀口佳乃に意気込みを聞いた。

 

堀口 佳乃

2000年3月5日生まれ、ポジションはショート、右投左打、161cm、大分南高校出身

日立「サンディーバ」に入団

 

 高校の頃から強肩強打を武器に活躍。大学入学当初から先発の座を射止め、主力として4年間過ごした。バッティングセンスは抜群で、ストライクゾーンが広く内外高低の球を逆らわずに打ち返す技術を持つ。即戦力として1年目から活躍が期待されている。「レベルが高いリーグであることはわかっている。どのポジションでも試合に出ることを優先し、自分の役割を出し切って少しでもチームの力になりたい。肩の強さは誰にも負けない。バッティングも得意なので、ここぞという場面で打てるバッターを目指す。自分らしく思い切ったプレーを見せたい」

 

県出身の堀口佳乃

 

分藤柚葉

1999年11月1日生まれ、ポジションはライト、右投右打、160cm、佐賀女子高校出身

NECプラットフォームズ「レッドファルコンズ」に入団

 

 2年からレギュラーに定着し、勝負強いバッティングで今年は4番としてチームを引っ張った分藤。キャプテンとして過ごした1年間は、スタッフ陣と選手の間に入ってチームの方向性を決め、人間力を高めた。「自分の持ち味はバッティング。JDリーグはこれまでとは全然レベルの違う投手と対戦することになる。まずはトップリーグのレベルに慣れることが大事。1年目なので(出場機会は)代打からになると思うが、チャンスで勝負強さを発揮してアピールしたい」

 

 

井上 瑞希

1999年10月15日生まれ、ポジションはファースト、左投左打、164cm、福岡大学付属若葉高校出身

伊予銀行「ヴェールズ」に入団

 

 頭角を現したのは2年の頃だが、3年でレギュラーの座の失い、4年になってもう一度ポジションを奪い返した。自他ともに認める努力家が、練習でも試合でも大きな声でチームを鼓舞した。インカレの初戦では起死回生の本塁打でチームを勢い付け、次なるステージのオファーを勝ち取った。「慣れると雑なプレーが出るので、初心を忘れずに謙虚でいたい。上カテゴリー(JDリーグ)のチームでプレーできるので、高校生、大学生から『あんな選手になりたい』と思われるような選手になるのが目標。一発ドカーンと打てるバッティングとミスのない守備を目指したい」

 

JDリーグに挑戦する3選手。左から堀口、井上、分藤

 

 

(柚野真也)