県高校新人大会 サッカー男子 柳ケ浦が2連覇、個の力を発揮し逆転呼び込む 【大分県】

2024/02/06
  • 新人大会

大分県高校新人大会サッカー競技

2月4日 レゾナックサッカー・ラグビー場Aコート

決勝

柳ケ浦3(0-1、3-0)1中津東

 

 1月20日から県内各地で行われたサッカーの県高校新人大会。県北対決となった2月4日の決勝では、柳ケ浦が中津東を3-1で下し、2年連続6回目の優勝となった。

 第1シードの柳ケ浦は、初戦から準決勝までの4試合で28得点・無失点と、爆発的な攻撃力と堅守で勝ち上がった。決勝では今大会初めて先制点を許したが、焦りはなかった。林和志総監督は「今大会は前半の入りが悪く、決勝も修正できなかったのは反省材料。ただ、前半を最少失点に抑え、後半にリセットできた。中津東は(決勝前日の)準決勝で延長戦までもつれていたので、足が止まると思っていた。そこで我々が前線からの守備の強度を高めたことで、流れを呼び込むことができた」と冷静に分析する。

 

 0-1で迎えた後半13分。敵陣中央でボールを持ったMF安部響(2年)がドリブルでシュートコースをつくり、ゴール右下に狙いを定めたコントロールシュートが決まる。この同点弾で一気に流れを呼び込んだ柳ケ浦は、怒涛(どとう)の攻撃で相手ゴールに迫った。同21分に八尋馳(同)が、角度のないところから「技ありシュート」で逆転弾を決めると、アディショナルタイムには徳丸亜色夢(同)が、CKのこぼれ球に右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。3本のシュートは、どれも個人能力の高さ示すものだった。

 

セットプレーから数多くチャンスをつくった柳ケ浦

 

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