県高校新人大会 バレーボール 男子は大分工業、女子は東九州龍谷が優勝 【大分県】

2023/01/24
  • 新人大会

 バレーボールの県高校新人大会の決勝戦が22日に行われ、男子は大分工業、女子は東九州龍谷(東龍)が優勝した。両校とも年明けの全日本バレーボール高校選手権大会に出場し、新チームへの移行が他校に比べて遅かったが地力を見せた。

 

 40年連続40回目の優勝が懸かった東龍は、追随を許さなかった。前チームには高さとパワーを備えた3年生の絶対的エースがいたが、新チームには飛び抜けた選手がいない。相原昇監督は「本来の東龍の全員バレーに戻した」と戦力を見極め、伝統の「高速コンビバレー」を打ち出し、試合に向けて短期間で調整した。

 

 とはいえ、コートに立った選手はいずれも技術が高く、穴がない。新チームになって間もないが、特に2年生は「先輩たちの姿を見ているし、自分たちが最上級生になったときのチームのイメージはできていた」(相原監督)。キャプテンの高橋葵(2年)を中心に「自分たちのバレー」を理解し、個々の役割を徹底することで1セットも落とすことなく、40連覇の偉業を成し遂げた。

 

40連覇を達成した東九州龍谷

 

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