全国高校野球大分大会 「考える野球」で史上初の4連覇を達成した明豊 【大分県】

2024/07/30
  • 高校野球

第106回全国高校野球選手権大分大会

決勝 7月27日 別大興産スタジアム

明 豊  020 109 000|12

大分舞鶴 030 001 002|6

 

 大会史上初となる4連覇を達成した明豊が、春夏連続で甲子園出場を決めた。大分舞鶴との決勝は、2回に先制するも、逆転を許し、今大会初めて追う展開となったが焦りはなかった。「後半に流れが来る」と全員の共通意識のもと、「簡単に三振にならない。四球を選び、塁に出ればバントと足を絡めてプレッシャーをかけ続けた」(川崎絢平監督)。

 

 これが相手にボディーブローのようにじわりと効き始める。潮目が変わったのが6回。江藤柊陽(3年)の中前打で、この試合3度目の無死からの走者を出すと、進塁打と犠打でエラーを誘発し、その後も犠飛や四球で逆転に成功した。1死満塁の場面では、平野祐次郎(同)が継投した相手投手の初級を狙い撃ちでリードを広げた。この回打者15人で9点を奪うビッグイニングをつくった。

 

犠打など「考える野球」で頂点に立った

 

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