秋の県高校野球選手権 大会通して成長した明豊が優勝 【大分県】

2023/09/12
  • 高校野球

第144回大分県高校野球選手権大会

決勝 9月10日 ダイハツ九州スタジアム

明 豊  302 013 000|9

大分舞鶴 004 003 000|7

 

 新チームとなり最初の公式戦で明豊が優勝した。決勝戦は大分舞鶴と対戦、9-7で制し14回目の優勝を果たした。明豊は1回に4番・的場航輝(2年)の左二適時打などで3点を先制した。3回以降も追加点を奪い、追い上げる大分舞鶴を突き放した。

 

 打撃戦を制した形となったが、投手陣の四死球は6。制球が定まらず、走者を出して得点を許す場面が多かった。明豊の川崎絢平監督は「この大会は経験のない投手を使い、試合の中で成長させることを考えていた」と話す。先発の大堀羚斗(1年)、6回から登板した一ノ瀬翔舞(2年)は共に四球からビッグイニングをつくってしまったが、ベンチに戻ると失点の場面の配球、打者との駆け引き、ピンチの時の心の持ち方など細部に至るまで川崎監督と対話を繰り返した。課題ポイントを明確にすることで、次のイニングで修正し、その後は無失点で抑えた。

 

先制タイムリーを放った的場航輝

 

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