高校野球 元気と笑顔でCチームからはい上がった河津陽和(藤蔭2年)

2022/07/12
  • 高校野球

全国高校野球選手権大分大会

2回戦 7月10日 別大興産スタジアム

藤 蔭  011 103 000|6

別府翔青 000 102 010|4

 

 夏に強い藤蔭―。中学2年の時にテレビで見た、「地元の高校」が甲子園で活躍する姿に憧れた河津陽和は、藤蔭への入学を決めた。県内外から実力者が多く集まり、し烈な競争に圧倒されCチームからのスタートとなったが、「自分に野球センスはない。笑顔と元気で勝負」と腹をくくり、誰よりも声を出して練習に励んだ。

 

 転機が訪れたのは昨夏の全国高校野球選手権大分大会の後。CチームとBチームとの紅白戦で3回の盗塁を3度阻止したことが指導陣の目に留まり、Bチーム、Aチームへとステップアップした。日田東部中では2年生の頃に投手と捕手を兼務するようになり、高校は「試合に出られるならどのポジションでも良かった」と層の薄かった捕手に専念。キャッチングからスローイン、配球の組み立てを学び、花を咲かせた。

 

先制打を放った河津陽和

 

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