高校野球 盤石の明豊が2季連続18回目の優勝

2022/04/07
  • 高校野球

第150回九州地区高校野球大会県予選

決勝 4月5日 別大興産スタジアム

明豊  050 200 000|7

柳ケ浦 000 000 000|0

 

 勝負の機微を感じ、巧妙に相手の急所を突く―。第150回九州地区高校野球大会県予選決勝は、明豊が柳ケ浦に快勝し、2季連続18回目の優勝を果たした。昨夏の甲子園で1回戦敗退後から新チームが始動し、秋の県選手権、九州地区高校野球大会県予選と続いた公式戦では県内無敗。「勝って反省できるチームになろう」と掲げた目標通りに、成長の階段を駆け上がっている。

 

 今大会の決勝戦を終え、川崎絢平監督は「選手は今できることをやってくれた。結果には満足している」と振り返った。コロナ禍で対外試合がほとんでできない状況下で、部内の競争意識を植え付け、日頃の練習に緊張感をもたらした。

 

 その成果は今大会で大きな手応えとなった。全5試合で先発投手が異なり、野手のポジションも固定しなかった。「試合勘がない中、徐々に感覚を取り戻した感じ。登録メンバー全員にチャンスを与え、『この場面では誰がどんな仕事をできるか』などが見極めたかった」(川崎監督)と今後の選手起用の判断材料になったようだ。

 

快進撃を続ける明豊

 

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